AIST: 産業技術総合研究所 ja-JP Copyright © National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)<br/> (Japan Corporate Number 7010005005425). All rights reserved. kouhouappr-ml@aist.go.jp ハイドレートの水分子カゴ状構造、カゴの分子が同じでも複数の形をとることを発見-環境にやさしいエネルギー・環境材料設計に向けた水分子の結晶構造制御に新しい視点-エネルギープロセス研究部門 神裕介 研究グループ長、竹谷敏 上級主任研究員、長尾二郎 副研究部門長、物質計測標準研究部門 藤久裕司 研究グループ付は、国立大学法人北海道国立大学機構 北見工業大学 木田真人 准教授とともに、炭素(C)と硫黄(S)を含む六員環の化合物「チアン(C5H10S)」が、水分子を二種類の異なるクラスレートハイドレート結晶(構造II型と構造H型)を組み上げる現象を発見しました。 Thu, 23 Oct 2025 00:00:00 +0900 8602-5 機能性タンパク質を大量に生産できる植物を開発-RNAサイレンシング機構を抑制しつつ正常な形態形成を維持する植物体を作出-バイオものづくり研究センター 松尾幸毅 主任研究員は、RNAサイレンシング機構を抑制することで機能性タンパク質を生産する高い能力を持ちながら、正常に成長して種子も作ることができる植物体を作出しました。 Wed, 01 Oct 2025 00:00:00 +0900 8559-3 メタン生成アーキアに寄生するバクテリア-未知バクテリアの巨大系統群「CPR」に属する超微小バクテリアの培養に成功-生物プロセス研究部門 微生物生態工学研究グループ、黒田恭平 主任研究員、中島芽梨 技術研修員、成廣隆 研究グループ長らと、国立研究開発法人海洋研究開発機構のMasaru K. Nobu(延優)主任研究員は、北海道大学、東北大学と共同で、メタン生成アーキアに寄生する超微小バクテリアの培養に成功し、新属新種として記載しました。(詳しくはリンク先をご覧ください) Wed, 12 Feb 2025 00:00:00 +0900 8172-3 地下微生物はメタノールで飲みニケーション!?-天然ガス成因のカギとなるメタノールを介した微生物共生を発見-国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラムのMasaru K. Nobu (延 優) 主任研究員、産総研生物プロセス研究部門の加藤 創一郎上級主任研究員、五十嵐 健輔主任研究員、地圏資源環境研究部門の眞弓 大介主任研究員らの研究グループは、暗黒の地下生態系に潜む微生物のメタノールを介した共生が、新たな天然ガス生成経路を支えていることを発見しました。(詳しくはリンク先をご覧ください) Thu, 30 Jan 2025 00:00:00 +0900 8143-7 沿岸域でのポリヒドロキシ酪酸(PHB)生分解のカギは微生物叢の多様性-生分解性プラスチックの海洋での生分解性評価試験の期間短縮へ一歩前進 -生物プロセス研究部門 成廣隆 研究グループ長、黒田恭平 主任研究員、バイオメディカル研究部門 日野彰大 主任研究員、中山敦好 キャリアリサーチャーと、独立行政法人 製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 三浦隆匡 主査、企画管理部 紙野圭 課長は、沿岸域において海水に含まれる微生物叢の多様性が生分解性プラスチックの一種であるポリヒドロキシ酪酸(PHB)の生分解に重要であることを見いだしました。(詳しくはリンク先をご覧ください) Tue, 28 Jan 2025 00:00:00 +0900 8140-2 “ホタルの光”を簡便に合成する方法を開発!-病原菌の検出などに使う発光物質ルシフェリンを環境にやさしく製造-名古屋大学大学院生命農学研究科の西川俊夫 教授、加藤まりあ 博士後期課程学生、土橋一耀 元博士前期課程学生は、産業技術総合研究所生物プロセス研究部門の蟹江秀星 主任研究員、中部大学応用生物学部の大場裕一 教授との共同研究で、ホタルの生物発光で使われる発光物質ルシフェリンの実用的なワンポット合成に成功しました。 Thu, 26 Dec 2024 00:00:00 +0900 8081-4 地下微生物が天然ガスの起源を偽装!?-起源の見直しを促す新発見が天然ガス鉱床探査の未来を変える-産総研は、マサチューセッツ工科大学と共同で、地下に生息するメタン生成古細菌(メタン菌)が、熱分解起源の天然ガスの「指標」を生物起源のものに変えてしまうことを発見しました。これにより、これまでの天然ガスの起源や資源量に関する情報が大きく変わる可能性があり、これまで見落とされていた新たな天然ガス鉱床の発見につながることが期待されます。 Tue, 24 Dec 2024 00:00:00 +0900 8073-5 フンで見つける魚の病気-個体を傷つけることなく陸上養殖魚の病気を見つけ出すバイオマーカーを特定-バイオメディカル研究部門 先端ゲノムデザイン 研究グループ 竹内 美緒 主任研究員、生物プロセス研究部門 成廣 隆 研究グループ長、黒田 恭平 主任研究員は、国立研究開発法人 理化学研究所環境資源科学研究センター 環境代謝分析研究チーム 菊地 淳 チームリーダー、近畿大学農学部 永田 恵里奈 講師と共同で、冷水病に感染した魚のフンにさまざまな特徴的物質・微生物を発見し、これらを病気の早期発見のためのバイオマーカーに利用できることを明らかにしました。 Mon, 17 Jun 2024 00:00:00 +0900 7704-2 PET原料製造廃水の効率的処理技術の開発に成功微生物生態工学研究グループ 黒田 恭平 主任研究員、成廣 隆 研究グループ長らは、国立大学法人 北海道大学大学院工学研究院 環境工学部門 中屋 佑紀 助教、佐藤 久 教授ら、国立大学法人 長岡技術科学大学技学研究院 環境社会基盤系 幡本 将史 准教授、技術科学イノベーション系 山口 隆司 教授ら、独立行政法人 国立高等専門学校機構 鹿児島工業高等専門学校 都市環境デザイン工学科 山田 真義 教授、山内 正仁 教授らとともに、ペットボトルなどに用いられるポリエチレンテレフタレート(PET)の原料であるテレフタル酸を含む製造廃水の効率的な処理技術を開発しました。 Tue, 04 Jun 2024 00:00:00 +0900 7682-3 昆虫は腸内微生物で病気に強くなる-腸内微生物が腸管を突破して昆虫の免疫系を活性化することを発見-生物プロセス研究部門 菊池 義智 研究グループ長は、フランス国立科学研究センターと共同で、害虫が腸内微生物の力で病気に強くなる仕組みを初めて解明しました。 Tue, 05 Mar 2024 00:00:00 +0900 7552-6